金属部品加工メーカーE社 設計開発部

多品種小ロットオーダーにおける生産性向上プロジェクトに暗雲が…思いもよらない組み合わせで、課題が一気に解決!金属のプロが出した提案とは?

解決

解決のポイント

  • 日本タングステンの「ウルトラファインバブルクーラントシステム」を知る

  • システム1セットで、5台の加工機が使えることでコストを抑え、研削能率が1.5倍以上に向上

  • 砥石の目詰まりだけでなく、加工品のそり防止にも効果があることが判明

「UFB+MB発生器」という思いもよらない組み合わせが、生産性向上を後押し!

UFBについて情報収集を重ねたS氏は、日本タングステンの「ウルトラファインバブルクーラントシステム」を見つけ、早速問い合わせてみました。

日本タングステンの担当者から詳しい話を聞いたS氏は、このシステムに大きな期待を寄せました。UFB発生装置と補助装置-マイクロバブル(以下、MB)発生器-を上手く組み合わせることで、クーラント液の温度上昇を抑えつつ、5台の加工機で使用が可能となるため、コストメリットと研削能率を1.5倍以上に向上できることが分かったからです。しかもUFBはクーラント中に長期間残存する為、1〜2か月に一度の充填で良く、作り置きすることも可能だとの情報を得ました。

日本タングステンの説明では、研削抵抗を低減する効果は、2/3がUFB、1/3がMBによるものでした。このうちUFBは長時間保管ができますが、MBは5分で消失してしまうため、研削盤の砥石近くの配管に常時供給が必要です。ここで使う補助装置のMB発生器は、価格が低コストなうえに常時供給してもクーラントの温度上昇がほとんどないという省エネ仕様でありランニングコスト低減も品質向上も両立できるメリットがありました。このことは、他の金属加工メーカーで既に実績があり、学会でもその効果が発表されていました。

トータル的なコストメリットが期待できると分かったS氏は、上長の承認を得た上でUFBクーラントのサンプル液とMB発生器を使って加工テストを行ってみました。

「悩んでいた砥石の目詰まりによる生産性の低下が、大幅に改善できる見通しが付きました。それだけではありません。実は気になっていた加工物の『そり防止』にも、このシステムは効果があったのです。目の前のモヤモヤが、一気に晴れました」(S氏)

この結果は上層部にも報告され、提案通りUFB発生装置1台とMB発生器の組み合わせでの導入が決まりました。

他の研削盤についても、日本タングステンからアドバイスをもらいながら、あらゆる材料の加工をスピーディに行うために生産性向上に取り組んでいます。

事例紹介:ウルトラファインバブルは切削加工にも効果があります

エンドミル加工(118KB)

ボーリング穴加工(165KB)

炭素材加工(186KB)

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UFB導入例 株式会社中島ターレット様

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