NDB(抵抗溶接用)電極
NDB電極はタングステンと銅台金を独自の直接接合法で接合した電極で、EV・PHV用電装品などの抵抗溶接に最適です
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自動車部品メーカーK社 生産技術部
「NDB電極」なら、台金部への熱伝導性が高いため、タングステンへの熱ダメージ(酸化消耗)が少なく、最大10倍近い長寿命化を実現
一般的な、ろう付や圧入電極に比べて冷却時間が短く、ショットサイクルが短縮
情報収集を進めていたM氏は、Webの検索結果から「『熱引きがスゴイ!』当社自慢の【NDB(Non Defective Bonding)電極】」という、日本タングステンの記事を見つけ、読むことにしました。その内容に「この電極なら、今の課題が解決できるのでは。」と興味を持ったM氏は、すぐに日本タングステンに問い合わせました。
「NDB電極」は、タングステンを知り尽くした日本タングステンが提供する、タングステンと銅台金を独自の直接接合法で接合した電極でした。
「NDB電極の特長を聞いたら、ますます興味がわきました。まず、タングステンへの熱ダメージ(酸化消耗)が少なく、最大10倍近い長寿命化を実現することがわかりました。
また、台金部への熱伝導性が高いことから電極の冷却時間が短いので、ショットサイクルの向上が期待できそうです。一般的な、ろう付や圧入電極に比べて、冷却時間が短いのはうれしいですね」(M氏)
それに加えて、「NDB電極」自体の接合品質が非常に安定しており、脱落等の心配もないと説明を受け、これで一気に課題が解決できると、M氏は確信します。
M氏は早速、日本タングステンからのサンプル提供とアドバイスを受け、1ラインを使用してのテスト溶接を実施することにしました。結果は上々で、電極寿命は想定以上に向上し、交換頻度が大幅に削減、あわせてショットサイクルも大幅に短縮できたのです。さらに、安定した溶接品質も得られました。
この結果を受け、「NDB電極」を全ラインで採用することを決定。現在、日本タングステンにアドバイスを貰いながら準備を進めています。