化成品メーカーQ社 生産技術部

腐食摩耗による部材交換が頻発してライン停止が続き…「使い捨て」から「使い続ける」へ発想を転換させた新素材!

解決

解決のポイント

  • 日本タングステンの二軸押出機部材MAZELLOYの新材料MZ01なら、耐摩耗性が現在使用している粉末ハイス鋼の3倍以上

  • 耐腐食性も、硫酸やリン酸、フッ酸などにほとんど侵されないため、消耗を抑えられる

  • 比重も7.1と超硬合金の半分、粉末ハイス鋼よりも軽いため、軸がたわむ心配もない

業界紙の広告に解決策が!耐摩耗性・耐衝撃性・耐腐食性・軽量を有した新材料

解決案を探していたK氏は、業界誌に載っていた日本タングステンの「MAZELLOY」の広告に目を留めます。
「その広告には、二軸押出機用のスクリューエレメントの写真に『摩耗に挑む。』というキャッチフレーズが書かれていました。詳しく見てみると、耐摩耗性、耐衝撃性、耐腐食性、軽量のそれぞれの材料の長所を生かしつつ、欠点を補い合った新しい複合材料だという開発コンセプトが気になり、すぐに日本タングステンに問い合わせました」(K氏)

日本タングステンの担当者によると、MAZELLOYは現在使用している粉末ハイス鋼の3倍以上の耐摩耗性を持ち合わせていました。また、耐腐食性についても、硫酸やリン酸、フッ酸などにほとんど侵されません。そのうえ比重も7.1と超硬合金の半分で、粉末ハイス鋼よりも軽いため、軸がたわむ心配も払しょくされました。

MAZELLOYの可能性を感じたK氏は、上長に掛け合い2台の二軸混錬押出機にMAZELLOY MZ01製のスクリューエレメントをテスト導入し、評価試験を行うことにします。「納期は3ヵ月」と思ったよりも早く入手することができ、スムーズな評価を実施することができました。
評価は上々で、明らかに部材の摩耗が減少し、樹脂への不純物混入もほぼ見られなくなりました。この結果を上層部に報告したところ、Q社の全二軸混錬押出機にMAZELLOY MZ01製スクリューエレメントの採用が決定します。

数か月後、あれだけ悩まされた状況が一変したことにK氏たちは驚きました。交換頻度が1/5以下に減ったのです。また、消耗で廃棄していた部品も減り、結果として環境貢献にも寄与しているという思いがけない効果も得られることができました。

現在では、スクリュ―エレメントは「使い捨て」のイメージから「使い続ける」という意識に変わり、これまで以上に大切に使用され、Q社の生産性向上に貢献しています。

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